NHK大阪でのイベントでした~
NHKの番組が好きなら、イベントや番組観覧はおすすめ
NHKをよくご覧になっている方は、「観覧募集」の案内を目にしたことがあると思います。番組を公開放送するので参加者を募集するというお知らせですね。音楽番組やお笑い番組なんかで多いように思えます。ラジオでもときどきやっています。一番人気なのは、大みそかの「紅白歌合戦」でしょう。
一般視聴者が、いつも親しんでいる番組に参加できるという企画です。地方に住んでいる頃は、ほぼ関心がありませんでした。が、今の住まいから大阪がすぐなので、NHK大阪のイベントならありだなとチェックするように。何度目かの応募で当選したのが今回の「歴史探偵」ファンミーティング。
今回の「歴史探偵」ファンミーティング内容
「歴史探偵」
佐藤二朗が探偵社を結成、歴史に挑む新感覚番組。
現場調査、科学実験、シミュレーションを駆使。
古代、戦国、幕末、あの大事件の真相に迫ります。
歴史好きの方なら、きっとご存じでしょう。「歴史秘話ヒストリア」の枠を引き継いだ番組で、俳優の佐藤二朗さんを探偵所長として、歴史の実相を取材していくというもの。お城の千田先生、古墳の渡邊佐和子アナウンサーなど、自分の好きな対象への熱量が見ていて心地よいです。ビジネス歴史ファンってすぐわかるし、何となくしらけちゃいますよね。
今回のイベントでは、応募時に「東軍」「西軍」を選んでいます。宮城出身ですが、好きな武将が西軍なことと、せっかく関西に住んでいるので「西軍」で参加。会場では右半分が東軍、左半分は西軍だったのかな? イベント中に何度か小早川ばりに「寝返りタイム」が設けられました。プレゼンの流れを受けて、属する軍を変えてもいいのです。自分はずっと西軍でしたが、壇上の千田先生やアナの奮闘?で最後には西軍優勢。念願の西軍勝利で幕引き!
舞台両脇には、各軍の旗指物や甲冑、大砲が飾られていました。レギュラーの先生方とアナウンサーが椅子に並んで座ります。探偵所長の佐藤二朗さんは、東京からオンラインで参加。巨大なスクリーンに映され、お一人だけ奈良の大仏様のようでした。渡邊佐和子所長との掛け合い(つっこみ?)も手馴れたもので、オープニングから和やかで楽しい雰囲気。
VR関ヶ原という回が放送を控えているそうで、話題は関ケ原へ。地形を旋回したり、臨場感ある戦場の様子が映し出されます。千田先生と加藤アナが城攻めを試みるも銃で撃たれ逃げ惑います。迫力あるのですよ。グリーンバックで千田先生が逃げる様子がおもしろいといじられていましたが、丸腰で撃たれたらああなりますって! 私もVR体験しましたが、怖い。戦場で前線とか無理です。
その後、過去の放送回のエピソードが披露され、途中からは制作陣も登場。VRは特に時間がかかるらしく、テーマによっては4カ月も制作に要するのだとか。下調べや検証など地道な作業の積み重ねなんですね。おかげで視聴者としては臨場感ある番組を楽しめています。
今後の放送予定や制作中のテーマについて語っていました。議題にあがっているのが「力道山」だとか。意外な方向からきました。映画も公開されましたしね。私的には、「タイムスクープハンター」のように庶民も取り上げて欲しいなぁ。
NHK大阪のイベント開催日で朝から公開生放送やイベント多数
ファンミーティングは19時からだったのですが、3日前からNHK大阪ではお祭りでした。年に一度開催しているそうで、ふだん見ているNHK大阪制作の番組の公開生放送や、朝ドラのセットや小物など展示してあり実ににぎやか。どーも君も何体かいましたね。舞浜の彼は同時に出現してはいけませんが、どーも君はゆるいのかな。
カムカムエブリバディのマッチなんかもあり、ファンにはグッときます。進撃の巨人のパネルもありましたが閑散。完結したばかりなのになぜ…。あ、ちゃうんちゃうの被り物はかぶっときました。
VRで「関ケ原」「真田丸」に参戦できる!
ファンミーティングでも話題になった関ケ原VRももちろん体験してきました。真田丸と関ケ原2パターンあるのですが、そりゃ両方やりますよね。
迫力ありすぎて、弾をよけたり壕をのぞき込んだりとはたから見たら挙動不審の人だったと思います。これ、歴史系の博物館とかにおいてもらえないかな。みんな体験したいと思う。
三成の甲冑も展示されていた(午後からステージへ移動)
私が行ったときにはもう舞台へ移動された後でした。撮影可だったんですね。
9階には大河のパネル展示も
9階では朝ドラのパネル展示や音響を体験できるミニコーナが。セットが上からのぞける仕様になっていたりで、ふだん垣間見られない裏側を見ることができます。壁薄いんだね。照明当てるため天井も無いそう。なるほど。
大河コーナーも少しですがあります。個人的にはスカーレットの焼き物のかけらや、カムカムの安子ちゃんの手紙なんかあってうれしかったです。
「歴史探偵」ファンミーティングに参加しての私的口コミ・感想
実は、「歴史探偵」のファンミーティングが初参加ではありません。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の最終回同時視聴ミーテイングに京都で参加しています。
1年追いかけた番組を、ファンと出演者で見守り締めくくるという体験が最高でした。それまでは単なる視聴者でしたが、イベントに参加した人たちとは一緒に時代を駆け抜けた同志となれました。例の、ずっと武衛です。
アーティストのファンミーティングもいいですが、NHKは視聴者への福利厚生が厚いです。だから好きな番組があって、何かイベントがあるならとりあえず参加するとより一層楽しめるようになりますよ、というお話でした。