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50代は人生の転機、主婦は立ち止まり考える

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気が付けば50代?いつの間に?

団塊ジュニアの主婦のみなさん、そろそろ50代に差し掛かるころですよね。

気が付けば人生折り返し地点。人生の経験値はたっぷり積んでいるだけに、それ相応のふるまいは社交的な笑顔でそつなくこなせるスキルは身についているはず。でも、気持ちはというと、20代前半からたいして変わっていない…。

20代のときに中高年の人が言っていた、「気持ちはまだまだ20代なんだけどねぇ」という言葉をあきれた顔で聞いていた自分に教えてあげたい。

それ、ほんと。

何事にも通じることですが、自分事になってみないと実際には理解できないものですね。とは言え、昔の50代は、まんが『サザエさん』のフネさん(明治生まれ年齢52歳)。一方、現代の50代。芸能人に限らず若々しい。医療技術の進歩や健康意識の高まり、美容意識の向上といったことが原因でしょうか。

私でさえも、定期的な歯のクリーニングや美容室でのカラーリングは欠かせません。カラー技術の進歩に感謝。

人生の転機が次から次へとやってくる50代

若かりし頃から、まわりのお姉さま方に「50代は大変よ」と折にふれて吹き込まれていました。親の介護、子どもの就職や結婚、子どもが巣立ってからの夫との関係、自分自身の健康問題。親と合わせて自分たちの老後もそろそろ視野に入れていかなければなりません。

なんとかなるでしょと見ないふりをしてきました。

20代は仕事、30~40代は仕事と育児で手一杯。目先のことで精一杯でとてもじゃないけど、10年以上先のことまで気が回りません。そうこうしているうちに、私の親が大病し、夫の親も大病を患い、定期的な通院が欠かせないように。悩ましいのは、育児は成長して楽になるのとちがって、介護は先が見えないこと。避けて通れない墓問題もどうしたものか。

また、私の場合未だ中学生の子どもがいます。進路のことを考えると、高校卒業までは身動きがとれないですね。特殊なパターンだと思いますが、結婚してからずっと夫の転勤に帯同しているので持ち家がないのです。夫か私の実家そばか、東京に居を構えるかという話も持ち上がったのですが、もろもろのタイミングが合わずに立ち消えとなってしまいました。ですので、住まいも宙ぶらりんのまま。

健康面は、数年前の人間ドックで初持病が発見したものの、今に至るまで自覚症状ゼロ。花粉症やアレルギーは現代人の宿命。まあ、元気な方でしょう。ただし、更年期的なトラブルがこれから怖いです。

しょっちゅうケンカ小競り合いはしていますが、夫婦仲もまずまず。ただし、子どもが巣立ったあと、夫婦関係をどうしていくかは今から考えないと。共通の趣味がないのです。

子どもの自分、母の自分、妻の自分…誰かがいて成り立つ「自分」

主婦は50代にさしかかったとき、ふと立ち止まります。

子どもの手が離れて自立していくとき、それまでの10数年尽くしてきた「母」としての役割がひと段落。重い肩の荷が下りたことで楽になる反面、ぽっかり穴が開いたような寂しさを感じるとか。うちは数年先ですが、今から想像するだけで空しいです。

加えて、子どもが巣立って夫婦だけになればおのずと家事負担が減ります。減らします。つまり、「母」と「妻」の役割が急に軽くなるのです。おそらく、50代のうちには自分の親もどちらかは旅立つのではないかなと。すると親にとっての「子ども」の役割も外れるわけです。

役割が立て続けになくなっていく50代主婦。特に専業主婦ともなれば、誰かがいてこそ光る存在意義。そろそろ、見直してもいいころ合いかもしれません。

親が旅立ち子が巣立っても、自分だけで成立する世界を

だからこそ、誰かがいて初めて成立する「母」「妻」じゃなく、自分だけの自分を大事にしてもいいんじゃないかなぁと。大それたことじゃなくていいんです。一人旅とか推し活とか、それこそブログとか。

「母」とか「妻」の肩書なしで、自分のための自分の時間を罪悪感なしで楽しむ。自分だけで成立する小さな世界を大切にしたい。そんな気持ちでやっていくブログ『半径5mのささやかな日常』です。たまに見に来てやってください。

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