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【大阪・関西万博2025・2回目】9月の混雑時で15パビリオン巡った平日ワンパク 

おでかけ
こんな方向けの記事です
  • 大阪万博前に下調べしたい
  • 実際に行った人の体験談・口コミが知りたい
  • 大阪万博でいくつ観光スポットを回れるか知りたい

1人万博は好きに巡れて楽しい

毎日がお祭り。未来への実験場。それが大阪・関西万博2025です。

さて、そんな中での私の2回目訪問を、詳細に振り返ります。パビリオンごとに公式のコンセプトも織り交ぜてまとめました。終わって欲しくない…。すでに万博ロスです。

9月に入って来場者数が爆発的に増加

開幕から半年近く経ち、9月に入って来場者数が爆発的に増えています。公式発表によると、9月27日時点で累計来場者数は2,513万人を超え、平日でも20万人以上が押し寄せる混雑ぶり。愛知万博の記録(約2,205万人)をすでに上回り、閉幕まであと少しの今、まるで「駆け込み寺」のような熱気です。

前回行ったのは6月13日の金曜日、平日で16万7千人。混雑していて、日にちを誤ったかなと思っていましたが…。来場者数は右肩上がりで、9月の17日水曜日は着23万8千人。1.4倍に増えています。4月5月に来るんだった。

特に9月は猛暑が和らぎ、1日平均20万人以上のペースで推移。14日から20日の週だけで約165万人、一般来場者だけで151万人を超えました。私が訪れた17日は平日ながら、まっすぐ歩けないほど会場は活気づいていました。この盛り上がりは未来への期待を象徴しているよう。

朝の移動:夢洲駅から西ゲートへ、待ち時間の教訓

万博の交通アクセスは便利ですが、混雑期の今、事前計画が命です。この日は西ゲート9時をの予約を取っています。

9月17日、朝8:50に夢洲駅に到着。

公式サイトによると、夢洲駅(大阪メトロ中央線)から西ゲートまでは無料シャトルバスが運行されていて、所要時間は約15分。まだまだ暑い盛りなのでバスを選択しましたが、これが失敗でした。平日とはいえ15分ほど待機。列の長さゆえ、自分がいつ乗れるのかわからないのがストレスです。歩くのは早いので、次回は徒歩ルートにするぞと心に誓います。来場者数の急増でバス待ちが長引くのは、9月以降の傾向です。

バスに乗り込み10分ほど乗車。

9:30に西ゲート着、セキュリティチェックをクリアして9:45入場。ゲート前は家族連れや修学旅行生で賑わっていました。

補足

西ゲート行のバスは並ぶ!会場内シャトルバスも30分待ちとか見ました。6月はすぐ乗れましたが、今は時間がかかります。

午前中:異国情緒の渦へ飛び込む

入場後、すぐに海外パビリオン巡りスタート。公式参加国は160以上で、テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿った展示が魅力。私のルートは北アフリカから中東、アジアへ。

予約も1つしかないので、今日は空いているところをどんどん攻める作戦。

9:50 アルジェリア民主人民共和国パビリオン(待ちなし)

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公式コンセプトは「地中海の恵みと持続可能な未来」。ウオークスルータイプで、さらっと眺める。アルジェリアはアフリカ、アラブ諸国で最大の国なんですね。。オリーブ畑を模したエントランスから、再生可能エネルギーの展示へ。アルジェリアの太陽光発電プロジェクトが印象的で、砂漠の太陽が未来のエネルギー源になるなんて、夢が広がります。雪山もあるのね。知らないことばかり。

短時間ですが、香ばしいクスクスの匂いが漂い、まるで現地市場。混雑前でスムーズでした。

9:56 万博ポーズ壁画

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パビリオンではありませんが、SNSでよく流れてくる壁画です。このポーズをまねて写真を撮るのが流行っています。残念ながらこの日はお一人様だったので眺めるだけ。あちこちにこみゃくがいたり、アート作品が置かれていたり。近所なら眺めるだけのためにちょくちょく来るのに。

10:00 アゼルバイジャン共和国パビリオン(待ち2分)

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「絹の道の遺産と現代技術」を掲げ、エントランスの回転彫刻が優雅。炎の国のイメージ通り、水の演出が涼しげで、太陽の塔を思わせる映像が想像力を刺激。口の悪い人は、外観を眺めるだけでいいと言いますが、内部も異国情緒が感じられました。

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楽器(タール)や民族衣装の展示は文化の深みを語りますが、ガラスケースの曇りが残念…。展示では石油からクリーンエネルギーへの移行をアピール。

10:16 トルコ共和国パビリオン(待ちなし)

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「アナトリアの叡智と調和の未来」。月と太陽の巨大オブジェがお出迎えで、迫力満点。実物大のオスマン船模型が歴史ロマン!

売店への道は洞窟風でワクワク。けして広くはないけれど、冒険心をくすぐられる内装。好み。雑貨(ランプや絨毯)は可愛らしく、トルコアイスのパフォーマンスもやっていました。お約束の「取れない」イタズラに、子供心が蘇りました。忙しい時は普通に渡されるそう。

10:20 スペイン王国パビリオン(待ち2分)

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「情熱のイノベーションと持続可能な生活」。

階段を上って入場。流れていて実質的な待ち時間はなし。

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日本とのつながり(フラメンコの影響など)を強調し、宮城県民の私にはうなずきっぱなし。海中のような没入空間が心地よく、水族館ラボコーナーは家に欲しいレベル。地中海の海洋技術展示がメインで、リラックス効果抜群。海ゾーンを抜けると、まぶしい街ゾーン。対比が面白い。

10:40 サウジアラビア王国パビリオン(並び8分)

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「ビジョン2030:多様な未来」。

並び中も市場風パフォーマンスが楽しい!  広場ではハヤブサ狩りレクチャー、町並み再現の没入感がすごい。最先端の科学技術(NEOMシティ)やスポーツ(サウジF1)アピールに目が離せず、スパイスの甘い香りが漂う。後を引く異国の香りで、強く記憶に残っています。

スタッフの美男美女率高め。ナショナルデーのLISAとステージに立ったアーティストもかなりの男前だったし。サウジアラビアのイメージ変わったな。公式情報では、入場制限ありの人気パビリオンで、1日数千人が訪れています。

11:15 バーラト(インド)パビリオン(待ちなし)

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「インド:イノベーションのハブ」。

ようやく完成した大規模館で、入場制限なしのゆえにぎゅうぎゅう。ごった煮風の展示(ヨガから宇宙開発まで)がインドらしいカオス!  嫌いじゃないな。

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タイミングよく小部屋のコンサートに滑り込み、シロン出身の民族音楽バンド「ダ・ラ・リ・ティ」(公式ではインド伝統楽器アンサンブル)の歌声に心洗われました。ヨガの体験もしたいのですが、公式サイトでの申し込み枠は瞬殺。当日もなかなかタイミングよく開催時間前に並べないんですよね。心残り。

11:40 夜の地球パビリオン(待ちなし)

本来イラン予定が世界情勢で変更、能登半島地震復興推進にシフト。公式テーマ「地球の再生と地域文化」。

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巨大地球儀のプロジェクションマッピングが圧巻で、伝統工芸展示に没頭。尾張七宝の繊細さに感動—七宝ってこんな芸術級の作品があるなんて!  被災地アーティストのワークショップが連日開催しているとか。当初万博やるなら被災地支援しろという声がありましたが、ちゃんとやっていますよね。大屋根リングも被災地で再利用されるし。

11:50 ネパールパビリオン(自由入場部分のみ)

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「ヒマラヤの叡智と平和」。

ベタな観光風の飲食エリアが俗っぽく、仏舎利の展示にチベット仏教好きの私は少し違和感。でも、入口のシンギングボウル実演は癒し効果大。

この時間あたりから混雑で、まっすぐ歩けず。パビリオンも並び規制が多くなってきました。

12:00 大阪ヘルスケアパビリオン(自由入場部分のみ)

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「Nest for Reborn:再生の巣」。

小学生団体入場で規制中でしたが、運よく即解除。保護者気分で後に続きます。

iPS細胞の拍動観察に満足。個体差が面白い!  心臓に3枚貼るリズム同期の課題も考えさせられます。人間洗濯機(循環装置)は応募瞬殺でしたが、躯体を見学出来たのでよし。すでに受注もあったとかで、介護施設なんかに導入されるのかな。私の老後もお世話になるのかしら。わくわく。

退官後は表のアクアポニックス(屋外水耕栽培)の見ごたえを再確認。

昼休憩:霧のミストでリフレッシュ

12:30、ベンチで休憩。霧状ミストが「ミストごっこ」のように涼しい。持参した軽食をつまむ。水分補給もしっかりと。

午後:いのちの冒険とエンタメの森

12:45 null&いのちめぐる冒険(フリーゾーン)

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null2は相変わらずカッコいい。生きているような震えと咆哮が迫力。 茶室などフリーゾーンを見学。スタッフさんが案内しているのを聞くと、ぬるくじがちょっと前に終了していたとか。ショック…。ヌルはリワードプログラムで抽選券20枚使っても当たらなかった。難関だよなぁ。

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いのちめぐる冒険では「宇宙の窓」が制限中で残念。2回行くも並べませんでした。「無限メタモルフォーゼ」(変形生物展示)と「生物多様性シナプス」をざっと。

12:55 いのちのあかし(森の集会所のみ)(10分待ち)

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奈良県廃校の移築で、懐かしい校舎の空気。木や草が多いエリアで、並ぶ列も落ち葉のある地面。

入口誘導の黄色い制服のおじさまが微笑ましい。どこのユニフォームも個性的だけれど、明るいイエローで華やか。着こなすのはちょっと難易度高い。

奈良展示会で市町村担当者から地元話聞きまくり。2階からの静けさの森眺めが癒し。大混雑の会場で、貴重な静寂タイム。本展示、というか参加者の対話もみたかったけど、回によって当たり外れが激しいらしい、通期パス持ちなら行ったかも。

13:30 吉本パビリオン(アシタ広場)

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芝生で小休止中、くまだまさしさんたちのステージをチラ見。

夕方の盆踊りが盛り上がり、予約なしで楽しめる神スポット。前評判の悪さを挽回中—有名人目撃で得した気分!  本展示は10人くらい並んでいたので見なくてもいいかとやめる。ネギはなぁ。

風の広場(ハラミちゃんのストリートピアノライブ)

風の広場では、人だかりが! 正体は ハラミちゃんのストリートピアノライブ(9/17特別ゲスト)でした。

公式ヤマハ主催で、ミャクミャク描かれたピアノで大阪ゆかりの曲(テーマソング「この地球の鼓動を」)を披露。万博コーデのミャクミャクポーチ姿がにこやかで、感動の5分。来場者参加型で、会場が一体に。

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夕方:未来の村とアフリカの衝撃

13:50 フューチャーライフヴィレッジ(待ちなし)

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今回のハイライト!  ワンパクなので自分が興味ある所をじっくりと回ってお話聞けた。

「未来生活の村」として、JAXAの宇宙技術展示に2回リピート。スタッフに質問攻めで最新ロケット情報を教えてもらう。わくわく止まらず。月面探査車、今こんなことになっているんだ。

幹細胞美容原液サンプル(今は脂肪細胞由来が主流、倫理重視)も感激。その後試していますが、肌のきめが細かくなりました。効果ある! お値段次第で欲しいな。生臭いけど。

スタートアップイベントや研究者トークが活発で、門外漢の私も楽しめました。

通りかかったブースでミャクミャクとのしゃべり整理券ゲット。予約時間まで間があるので、海沿い休憩所で当日予約チャレンジ。と、しばし休憩。やはり予約は取れず。

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その後ミャクミャクとのしゃべり。一方的に話しかけてくる。ミャクミャクわっかを持たされて記念撮影。スタッフさん曰く、西でくじが始まり、ライブなんかある日は西エリアも人であふれるとか。安寧の地、西エリア陥落も近い。

16:10 セネガルパビリオン(待ちなし)

「アフリカの鼓動と調和」。

セネガル相撲の迫力と、ライオンをペットのように散歩する映像にカルチャーショック! 相撲のような競技もあるんだ。 販売品のリアルタイム監視は盗難防止策—お国柄を実感。休憩スペース満席で、短時間観覧。

16:25 静けさの森

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オノ・ヨーコ作品のインスタレーションと、新潟ヒスイ(糸魚川産)の輝き。池の大きさに驚き、閉幕後の解体が寂しい…。腰かけ休憩中、蚊に4箇所刺され(虫注意!)。

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どんなに混雑していても、静かでほっとできる場所。閉幕後もそのまま残されるとか。

16:40 アラブ首長国連邦パビリオン(待ちなし)

「無限の可能性」。

疲れを癒す涼しい休憩所。剣や砂の展示説明が丁寧で、シンプルながら未来都市ドバイのビジョンを感じます。いつ行ってもすぐに入館できるというありがたいパビリオン。

16:55-17:40  スペイン(大屋根リング上からフラメンコ)(10分前待機)

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最初折りたたみ椅子でみんな座っていたものの、スタッフさんから立つように言われ立ち見。立つと後ろの人が見えなくなるのよね。うーん。

お気に入りスペインのフラメンコショー、フル視聴!  前回チラ見の続きで、情熱のダンスとギターが響く。リング上からの眺め最高、次は整理券で会場内狙いたい。

夜:台湾の温かみと帰路の余韻

17:45-18:30 TECH WORLD(台湾)(予約・待ちなし)

「台湾:自然と技術のハーモニー」。

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昔訪れた台湾愛が蘇る。自然演出と芸術紹介、落ち着く香りが素敵。ショップでも販売しているとか。

台湾の半導体技術とエコツーリズムをアピール。テック系の展示と、自然の展示。蘭のプリントは凄い技術だけど、自然のままの方が好みだね。山水画のような映像や、絵画スクリーンは美しい。難しい情勢下の「TECH WORLD」表記に、応援したくなる。

お土産のポーチ入りバゲットハット可愛い! 

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18:45東ゲートへ。

うねうね混雑を避けスムーズ移動、自販機でスポーツドリンク補給。18:50夢洲駅着ですが、階段で転倒者あり(流血…)。会場内でも段差に足を取られて顔から転倒した人が。あれだけ歩けば転びもするよね。混雑&残暑の危険を実感。

帰りの電車はずっと座れ、余韻に浸り帰宅。来場者数のピークで疲れましたが、心は未来への期待で満ちています。

おわりに:2回目の学びと次への期待

総距離1万8千歩超、15パビリオン巡りで大満足。

9月の来場者急増(累計2,500万人超)は、万博の魅力を証明。ハラミちゃんのサプライズや復興パビリオンが、心に残る1日でした。

閉幕まであと少し—3回目は子どもと!  皆さんも、公式アプリで予約を。日常の合間に、こんな冒険があるなんて、大阪で万博あって良かった。世界と未来への興味が確実に広がりました。

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