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【便利&無料】図書館の郵送貸し出しサービスを使ってみた

くらし

コロナ禍で図書の宅配貸し出しサービスが始まったのは知っていた

コロナ禍前からも実施している自治体はあった

図書館では、高齢者や病気や出産で外出が難しい人のために、図書の郵送サービスを行っているところは以前からありました。転勤族で全国各地に住んでいますが、予約本をゆうぱっくなどで送ってくれるという取り組みはいくつかの土地でなされていました。

移動図書館なんかも、お年寄りや幼児持ちのお母さんなどにはありがたいサービスです。いかんせん、日時と場所がかなり限定されます。基本、平日の昼間ですし。自分は子どものころ移動図書館が来る日を指折り数えて待っていたくちですが。

移動図書館にも都合がつかない人にとっては、郵送貸し出しサービスはありがたいですよね。

コロナで休館そして外出自粛、郵送貸し出しサービスが広がった

コロナが世の中を一変させ、図書館もその例外ではなく。最寄りの図書館ももれなく休館、落ち着いたころに限定で開館。新聞雑誌のコーナーの椅子が取っ払われたことを覚えています。

感染対策の注意書きが掲示され、図書を紫外線で殺菌する装置が設置され、自分にとって図書館が居心地のよい場所ではなくなっていきました。

そんな中、始まったのが郵送貸し出しサービス。全国の公共図書館だけにとどまらず、大学図書館でも行われたようです。同時期に電子図書の貸し出しサービスも広がりました。個人的には本は紙で読みたい派なので、そちらの恩恵にあずかってはいません。

コロナも落ち着いた今、もう郵送貸し出しサービスはやっていないと思いきや

ネット予約の際に偶然「郵送受取」を発見

2023年4月の今、マスク着用も義務ではなくなりようやく日常が戻ってきました。図書館も通常営業にもどり、郵送貸し出しサービスはとっくに終了したものと思っていました。いや、やってはいても外出できない事情がある人向けに限定的なサービスだと思っていました。

ところが、ある日ネットで図書の予約をする際に手がすべってメニューをプルダウン。偶然目に入ったのが「郵送」。調べてみると、予約の図書をゆうぱっくで送ってくれるようです。利用に制限もなさそうです。

最寄りの2つの図書館は微妙な場所にあり、何かのついでに行きにくいのです。さらに、蔵書の揃えがいま一つで予約しないと読みたい本がありません。

ネット経由で予約しても、全部揃う日が未定。準備できたと連絡が来ても、すぐには取りに行けず確保した図書が流れてしまうこともありました。郵送貸し出ししてくれるなら、流れてしまうこともありません。

しかも郵送貸し出しサービスは無料で利用できる

通常は下記のように、郵送貸し出しは実費の有料サービスです。着払いが多いです。

送付方法

原則として「ゆうパックの着払い」によりお送りいたします。
詳しくは下記をご参照ください。
※ゆうパック基本運賃表(奈良県内発送)郵便局のホームページ
参考:当館→奈良県内の場合。単行本5冊⇒810円

奈良県立図書情報館

これが、奈良市立図書館では無料で利用できます。

こんな感じで発送されているみたい

申込はプルダウンメニューで選択するだけ

利用法は、図書の予約をする際の受け取り方法で「郵送サービス」を選択するだけ。図書館のカウンターでも、検索端末でもネットからでも、申し込みできます。

郵送作業は大きな図書館で一括で行うため、発送は週に一度。予約本の準備ができてから1週間から10日とあるけれど、届けてもらえるなら全く問題なし。いやぁ、いつからやってたんだ。もっと早く知りたかった。

5日ほどでゆうパックで図書が届いた!

タイミングがよかったのでか、ほどなくゆうぱっくで申し込んだ図書が届きました。郵便局の方が配達してくれるので安心です。5冊となると、自分で借りてその後用事で歩き回るのがちょっとしんどいからほんと助かる。

返却はゆうパックでもいいし、近くの返却ボックスからでも可。返却ボックスはあちこちにあるから、返すのも気軽。これはいいな。

不便で足が遠のいていた図書館だけど、郵送貸し出しサービスは便利

コロナ禍や開架の図書が少なくて足が遠のいていた図書館ですが、そういう人こそ郵送貸し出しサービスを一度使ってみるといいかも。

近くに図書館があるなら別ですが、お子さんが小さい方や貴重な休日は予定がいっぱいという人には至極便利なサービスでした。みなさんの最寄りの図書館でやっていないか、調べてみる価値ありますよ。

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