
準備が8割!下調べ大事!
2025年6月某日、平日に夫と2人で大阪万博へ行ってきました。1日で16パビリオンを巡る、ちょっとハードなスケジュールを振り返ります。初めての万博で、朝から晩まで動き回った記録を、写真とともに残しておきます。これから行く方の参考になれば幸いです!
朝のスタート:東ゲートから突入
8:40 東ゲート到着、並ぶも日差しに注意
朝8:40頃、電車で最寄り駅に到着。
まずはトイレを済ませ、東ゲートへ向かいます。9時の入場予約でしたが、列がロープで区切られていないため、割り込みする人もちらほら。もう少し明確にラインを整理してほしいなと思いました。6月中旬とはいえ日差しが強く、帽子や日傘は必須。持参して正解でした。
万博会場は広大で、とにかく歩きます。動きやすい靴と水分補給用のドリンクも忘れずに! 自販機安心価格であちこちあります。給水は並ぶし常温なので買った方がいいかも。
午前のパビリオン巡り:効率よく回るコツ
9:45 Better Co-Being(リワード予約)

ゲートを抜けたのが9:20頃。最初の目的地「Better Co-Being」へ急ぎます。初めての会場で人も多く、場所を見つけるのに少し焦りましたが、9:30過ぎに到着。15分前集合の予約で、スタッフが丁寧に案内してくれました。
2人につき1人のガイドさんが付き(リワード枠だから?)、専用デバイスを使ってインスタレーションを体験。虹の演出が印象的で、大塚製薬がスポンサーらしく、イオン飲料やプロテイン、タブレットのお土産をいただきました。素敵なバッグに入っていて嬉しい反面、朝イチで荷物が増えるのはちょっと大変。
空飛ぶ車ステーション(待ちなし)
次に「空飛ぶ車ステーション」へ。予約なしでも見学でき、列に沿って眺めるスタイル。ヘリコプターとの違いが正直よくわからず、もう少し説明があると良かったかも。
国連パビリオン(待ちなし)
「国連パビリオン」はじっくり読めば学びが多い内容。時間がないと流し見になりがちですが、興味深い展示でした。
マレーシア館(15分待ち)

マレーシア館は屋台や住まいの展示が臨場感たっぷり。別の部屋では近代的な都市を紹介していて、スタッフのシティガール感が印象的。
ショップゾーンに降りてきたタイミングで踊りのショーが始まり、表のステージへ移動。賑やかで躍動感ありとにかく楽しい!途中で観客も参加する部分も。 踊り手さんの笑顔や観客の赤ちゃんを自然に抱っこする姿に心温まりました。この日のベスト1~2位の思い出。また行きたい!
コモンズで世界を巡る:小さな国の魅力
コモンズA(待ちなし)

コモンズAはイエメン、ウガンダ、ガーナなど30カ国近い共同館。保育園や小学校の子どもたちが手作り感ある帽子をかぶって楽しそうに回っていて、ほっこり。スタッフは気さくで、話しかけると丁寧に説明してくれます。知らない国が多く、自分の知識の少なさに気づかされました。世界って広い!
コモンズB(入場制限あり)
コモンズBもエチオピア、ジャマイカなど多国籍の共同館。混雑で入場制限がありましたが、興味のあるブースを重点的に回りました。民俗学や博物館好きな人にはたまらない空間。時間があればもっとじっくり見たかった。
ユニークな展示と混雑ピーク?
万博漫画展(コモンズE、1分待ち)


なぜか漫画家の色紙展示。幅広い世代向けで、知っている作家は5~6人。意外な企画でしたが、気軽に楽しめました。
チリ館(3分待ち)
伝統的な織物の展示が美しく、スタッフの説明を聞くとより深く楽しめそう。時間があればもっと話したかった。
カンボジア館(2分待ち)

期待せずに入ったカンボジア館が意外なヒット! 内装や展示が凝っていて、まるで現地にいる気分。世界観が好みで、思いがけず印象に残りました。
お昼過ぎは混雑のピーク。校外学習の子どもも多数。日傘の人も多く、すれ違いに目の近くに当たった。周囲に注意して歩こう!人気パビリオンのそばは歩くのも大変。
午後のハイライト:感動と学びの時間
フランス館(40分待ち)




行列嫌いな私が唯一並んだフランス館。評判通り、展示のセンスが抜群! 約400点の白いトワルが織りなす空間は、デザインと縫製だけで魅せる力に圧倒されました。香水瓶の展示も素敵。パンも人気でしたが、ちょっとお高め。女性ならブランドに興味がなくても並ぶ価値あり!
いのち動的平衡館(14:00、キャンセル待ち)

『生物と無生物のあいだ』を未読で予備知識ゼロでしたが、視覚的・感覚的に「いのち」を感じる展示に感動。死が無駄ではなく、自然の循環の一部であるというメッセージが心に残りました。仏教的な視点も感じ、関連書籍を読んでみたいと思いました。余韻が残るパビリオンです。
いのちの遊び場クラゲ館(フリーエリア)
子ども連れに人気のエリア。屋根付きで暑さをしのげるので、夏場は助かります。遊具も充実していて、家族連れにおすすめ。
夕方の賑わい:万博のライブ感を満喫
電力館 可能性のタマゴたち(17:30~18:15、2か月前予約)

小中学生向けの電力館は、タマゴ型デバイスを使った体験型展示。30分ほどで回れましたが、せわしなく、エネルギーの解説をじっくり見る余裕なし。子どもは楽しそうでしたが、大人には少し物足りないかも。
関西館(18:00~、当日予約)

滋賀、京都、兵庫など9府県の展示。夕方だったせいか一部入場制限で、徳島や和歌山、鳥取の一部しか見られず残念。徳島ブースで高速バス500円クーポンをもらい、かぼすとすだちの違いを教えてもらいました。鳥取は昔住んでいたので懐かしかったです。

NTT横の公衆電話(フリーエリア)

公衆電話に見せかけたインスタレーション。電話番号を押すとショートストーリーが聞ける仕掛けで、懐かしい受話器の感触に感動。「ふれあう伝話」はハイタッチの感触が伝わる未来型体験。万博らしい驚きでした。
大屋根リングとフラメンコショー(フリーエリア)
大屋根リングに登り、パビリオンを眺めながら西へ移動。途中、スペイン館のフラメンコショーに遭遇。ライブ感が万博の醍醐味! 西ゲート近くでは、よしもとのカラオケ盆踊りが。珠代姉さんがステージにいたので足を止める。ここだけ町内会のお祭りみたいで、5分ほど楽しんで移動。

ガンダム発見! 人気パビリオンだから、当日予約取れなかった…。

未来の都市 シアター付き(19:00~19:30、7日前予約)


シアターのお姉さんが盛り上げてくれる楽しい展示。国内メーカーの最新技術が惜しみなく披露され、Kawasakiのライオン型モビリティに興奮! こんなのに乗って野山を駆け巡りたい!
夜のフィナーレ:万博の光と別れ

バスで大屋根リング下を移動し、東ゲート近くへ。バス停の近未来感がかっこいい! ドローンショーには間に合わずでしたが、シャインハットに映るプロジェクションマッピングをベンチでゆったり鑑賞。夜景はトルクメニスタン館が特にまぶしく、話題のヨコレイパビリオンも印象的でした。


20:40頃、東ゲートから退場。1日で16パビリオンを巡り、疲れたけれど充実感たっぷり。次回はトルクメニスタン館や見逃したパビリオンをじっくり回りたいです!
おわりに:万博の魅力と次回への期待
初めての万博は、想像以上に刺激的で学び多き1日でした。世界の広さ、技術の進化、ライブ感あるショー…どれも心に残ります。予約やスケジュール管理は大変ですが、効率よく回れば1日でも十分楽しめます。次は子どもを連れて、ゆったり回りたいな。
万博は事前予約が鍵。人気パビリオンは2か月前や7日前予約を活用し、当日予約やキャンセル待ちもチェック。持ち物は帽子、日傘、飲み物、動きやすい靴。荷物は最小限で! 今から、終わってしまうのがさみしいです。
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